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生活創造建築家 タナベアツシのブログ 2005年12月

2ヶ月過ぎて

クリスマス前です。



町はかなり 楽しく飾られ(でも日本のほうが綺麗ですよ)、にぎわっています。これはまた レポートしますね。

さて、我々、12月13日をもって 2ヶ月の滞在を過ぎました。

この2ヶ月でも いろいろなことがありました。
イタリアは 基本的に大好きな国です。
しかし、もちろん短所もたくさんありました。
 これらいろいろを経験 消化して、ようやく”旅行者”としての自分から、”滞在者”としての自分になりつつまります。

実は とにかくここまで来るまでに とおーーーっても大変な手続き お願い 出費 信頼 さまざまなことが必要で ようやくようやく イタリア滞在の日本人となれた(妻ともども)のです。

イタリア政府給費留学 と けっこう聞こえの良いシステムですが、実はスズメのナミダほどの給費で その他は貯蓄でまかない、とにかくこっちでできるだけの経験と知識を持って帰らなければ もったいない!と つくづく思うのです。

給費留学生は ”イタリア政府に認められた外国人留学生”なのですが、 それでもビザを取るのに大変時間がかかりました。
給費留学生用の書類が イタリアから遅れている という理由で 私費留学生と同じだけの難しい書類をそろえなければなりませんでした(私費留学生はそれほど大変なのです 痛感しました)。
 給費留学生の妻は ”妻”というだけで イタリアに滞在できません。 すなわち 妻Kも 別の学校に通い、入学金を払い 許可証をもらい、貯蓄をし、 ビザを取らなくてはいけませんでした。

 ビザが取れたのは 出国2週間前。 とにかくハラハラしました(苦笑) チケット買っちゃってたのでねえ

 ビザには、
 入学許可証
 パスポート
 入学金 領収書 学長のサイン
 貯金残高
 イタリアでの滞在住所
 などが必要で、 それをイタリアに日本から依頼しなくてはいけない状況が大変です
 電話でイタリア語で イタリア人に説明するのが すごい大変でした

 で イタリアに着いてから、

 ”滞在許可証” を申請しなくてはいけません。外国人はこれがとても大切。 

 これには
 ヴィザ
 パスポート
 残高証明書
 入学証明書 これは実は 現実的に授業登録してないと出してくれません
 大家さんの証明書と大家さんの住民証明書
 など。 とにかく いろいろお願いしまくって集めまくる有様。
でも めんどうくさいのは イタリア大使館(東京)の言い分と、現地警察(滞在許可証を出すところ)の言い分と 大学の事務局の言い分が全然違うところ。これは 本当におかしい。日本の役所よりつながってない。

 で 大学の入学許可。
 授業登録には 教授全員の”許可”が必要。プラス入学金。
 教授が認めても 学部が認めないとだめで さらにイタリア 大学省(省庁の 省)の証明がないと正式に認められないんです。
 
 ようやく認められました 2ヶ月半 かかりました。

 で 今度は 給費の申請。
 入学許可と 授業登録証明が必要です。 入学許可証をイタリア外務省に送ってはじめて給費留学生として認められます。
 
その間に
 師匠 ニーノの現場取材 調査
 大学での授業
 授業をしろと言われたので その準備
 アルベロ設計事務所とのデザインコラボレーション
 現地生活取材と 料理の研究
 をしている状態。
 

 そんな国です。書類は 長ーーーーーーい旅に出て、 戻ってくるのに 日本の100倍かかります。
 皆たらい回しにするのです。 日本もそうですが、 これを経験すると 日本のお役所は素晴らしい ! と感心するのです。

 でも なんだか 憎めないのです。 この国は。

正式にようやく給費留学生として認められそうなタナベでした
 

ついに初雪が!

 クリスマスまであと1週間、ライトアップの準備が整ったこの週末ですが、 土曜日の夜からついに 積もるほどの雪が降りました。

 昨日 土曜日は晴天。 最近では本当に気持ちの良い天気で、郊外の石灰工場で仕事をしている間、そよ風と小鳥の鳴き声でまさに天国のようでしたが、夜になって一点。



 朝 起きると、こんな感じに。。 車には5cmほど積もっていました。

 ちょっとわくわくしてきて、お散歩に行きました。



 ここは アルベロベッロを眺める絶景ポイントなのですが、夏場の様子と違い、もうまるで雪国のようで、綺麗でした。
 トゥルッリは、壁まで石灰(漆喰)を塗ってあり、屋根はそのままの石灰岩の平板(キアンカレッレといいます)で 太陽やカルシウム分でグレーに変色していて それが景色になっていますが、 ここに雪が積もるとまさに真っ白。!
 夕方は、これまた綺麗で、ちょうどクリスマスのイルミネーションが光っていて 幻想的です。 
 当然 南イタリアは こうなると交通マヒ気味。 でも道には積もっていなく、おそらく明日にはなにもなかったかのように溶けちゃうと思います。

 日本もなんだかすごい寒いみたいですねえ 19日連続の寒波なんですね。 
 本格的にお鍋の季節なんですねえ

 こっちの食材でどうやってお鍋をやろうか 思案中のタナベでした。 来週は いよいよ、イタリアではじめてのクリスマスです! 

冬はこれだ!鶏味噌鍋!INイタリー(なぜ??)

最近めっきり寒くなりましたね。日本も これから雪だそうですね。 こっちは、長雨です。 うっとおしいです。

そういう季節は、鶏味噌鍋。
ふふふ

妻K と 週末 鶏味噌鍋をやりましたぜ



この鍋、タナベ家では よくやるのですが、

名古屋の八丁味噌と できれば名古屋コーチン(でも名古屋コーチンでやったことない)でやる鍋です。

私、この鍋、ものすごーく好きで、鶏肉という軽い肉なだけに、一度はじまると たくさん食べてしまいます。
なので、本日も 鶏肉たくさん買い込みました。

この鍋は、最後に”うどん” と決まっています。
で、 妻Kは うどんを打ってくれました。



上の写真、妻K の うどん。 こっちに来て、もう何回打ったでしょうか。 ずいぶんうまくなりました。
これ、パスタ用のデュラムセモリナ粉、でももっちもちのうどんになるのです。

こっちの鶏肉、すっごくうまいです。 骨付きで買ってきて 一回熱湯でアク抜きし、出汁をとります。(長ネギ、じゃがいも、しょうがも)
味噌は 八丁味噌がないので、ていうか贅沢に京都の”石野の桜味噌”! 味醂とお酒と砂糖で伸ばして 鶏だしとあわせます。



鶏肉もこの味噌でシミシミに。

こっちの長ネギは ”ポロねぎ”といって、細い下仁田ネギのような 甘いねぎです。 そう、この鍋、鶏肉と長ネギだけなのです。!! これが やばいくらいにうまい!

味噌でやわらかくなった肉は格別。。 ねぎはシャキシャキに。
そして、最後に妻K の打ったうどんを投入です。