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生活創造建築家 タナベアツシのブログ 2008年4月

スイッチプレートもイタリアン!

現在現場が動いている 都内の木造リフォーム。
クライアントさんがイタリア人 日本人のご夫婦の家で、家すべてを改装し、モダンイタリアとモダンジャパニーズを融合したデザインにしてます そろそろ竣工なのですが、



これ。スイッチプレートです。透明アクリルプレートに綺麗でシンプルな白い照明スイッチ。
 イタリア人のクライアントさんは 非常にこだわりが強く、タイルやサニタリー家具などを中心にすべてイタリアから直輸入を挑戦しています。 この間ようやくコンテナが届き、一つ一つ確認中です。
 その中で彼らがこだわったスイッチプレート。電気のことなので イタリアと日本でシステムも違うと思い 正直不安でしたが、コンセントもスイッチも なんとか木造住宅で使うことができました。! よかったあ 電気屋さん ありがとう!

 イタリアは200V、日本は100V。 でもスイッチメーカーは海外にも展開しているので、100V~240Vまで対応するスイッチがあったんですね 知らなかった。彼らがここまでこだわらなかったら 自然にN社やらT社のスイッチプレートを使っておりました
 デザインもかなりあって イタリア人のデザインにかけるエネルギーというものは非常なるものだと感じる一方、日本は大会社によってラインナップをかなり絞って保障している という意識の差を感じました。

 そういえばイタリアは大会社なんてあんまりなく、小さな家族経営のこだわり商品がたくさんあります。食品 ワインなんてさいたるもの。 建材商品もそうなんですね。
 勉強になりました。

お施主さんに成長させてもらってマス

月島 南イタリアの町並みと並べてみる!

 この間 現場に行った帰り、ふと思い立って月島に足を伸ばしました。
 最近朝ドラ 瞳 (帰国後この時間 朝ドラを見る習慣になってしまった 笑)を見ていて、いままで培ってきた日本人の生活 というか 町並みになにか見えてこないか 気になっていたのです。

隅田川河口に浮かぶ月島は昔 築島 といわれ 江戸時代の埋立地だったそうな。
鉄鋼 造船関係のエリアとして栄え そこで働く工員さんたちの長屋として 有名な月島の町並みが生まれたとのこと。 ふーん 面白いです。

 しかもこの当り、太平洋戦争時の東京大空襲の難を逃れたとのこと。それは対岸に聖路加病院とチャペルがあったからだと言われています。そう考えると 江戸時代からの商家なども 墨田区江東区と見ていくと 本当に少ない! ここ月島は戦前の面影を残している貴重なエリアなんだということが納得できます。
 空襲め 本当にひどいよ



 工員さん家族の住む民家が密集したこの感じ。

そこでわが第二の田舎 アルベロベッロです。



 そうちょうどアルベロベッロも、小作民を召集して造られたという同じような時代背景があります。
 道幅も狭く 高さもだいたい5mくらい。このスケール感がアルベロベッロ 月島 なんだか似ているんです。 もちろんアルベロは石造だし作り変えながら生活しているし、石灰でメンテは万全だからたしかに綺麗ですよ。