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アルベロベッロの隣町 チステルニーノ

このところ、私の利用しているブログ管理が 中国のハッカーにやられ その対策をしている とのことで、ものすごーく重たくなっていたみたいで、ご覧の皆様にも大変ご迷惑おをおかけしていました。 すみません。 更新も遅れています すみません。

 帰国してから5ヶ月過ぎました。
 すっかり日本人生活のタナベですが、イタリアに遊びにきてくれた友達と会うと、イタリアでの経験が新鮮によみがえってきます。
 イタリアの友人からもちょくちょくメールをいただき、(イタリア人は普通メール不精なのですが 苦笑)ああ 南イタリアにいたんだな と、ふと呼び覚まされます。

 今回はアルベロベッロ近郊のチステルニーノ という町をご紹介します。

 ここは”イトリアの谷”といわれるプーリアでは肥沃な丘陵地にあり、 白ワインの産地としてとても有名です。
 また、牧畜も盛んで 羊、豚 うさぎなど、本当にうまい肉が手に入る 肉好きにはたまらない町です。

 旧市街は古く、500m四方の小さな丘の上にある平坦な土地に密集しています。 電車もありますが、谷にあるので町までは歩いて1時間かかる 非常に不便なところ。
 車があるととても楽です というか プーリアは車がないと非常に厳しい。。

 旧市街、アルベロベッロのように 壁は石灰岩 石灰(しっくい)塗り という真っ白な町並みです。道は2mから3mくらいの幅しかなく、車は不可。 さらにこの狭い町並みに”外階段”がくっついています。



 これは、ひとつの建物を家族で財産分与した際、2階以上の持ち主による仕業 と聞いています。
 つまり中世の2世帯住居リフォームの跡
この階段がこの町の社会と景色になっています。

 日本にもどって 集合住宅や一戸建てのデザインをしていますが、つねに階段は頭を悩ませるところ。 階段デザインは居住性と利便性、空間の持つ豊かさを表現できる また安全性も持ち合わせていないといけない重要な部分ですが、このチステルニーノの外階段はいつも私に勇気と希望を持たせてくれます。

 ”人はけっこういろんな所を登れる”そう、危ない階段は気をつけて上り下りをするので、あまり転ばないらしい。
 外階段がついてても 下階のリビングも”そこそこ”明るいではないか。
  単なる上り下りではない 空間のエッセンスになる階段 って 豊かだと思いませんか?
 
 でも高齢者や子供たちには大変ですよね。 このバランスが難しいです。



 チステルニーノは昔はなーんにもないところでしたが、最近はレストラン アグリトゥーリズモ(農場を改装したレストランホテル) ディスコ お洒落バール インテリア雑貨屋さん などができてきて、なかなかの町です。観光客も増えるでしょう。

 そんな中、一番私をひきつけるもの それは”お肉屋さん”。



 このお肉屋さん、ただ肉を売っているだけでなく、ローストしてくれ ワインも飲める”トラットリア”でもあります。
 日本でもありますよね。 魚屋さんなのに、奥に行くとその魚を使った居酒屋さんだったり。 南イタリアにもこういう文化 あるんですね!
 しかも すっごおくうまいんです!
 この狭い道にテーブルといすを並べ、焼きたての羊や豚の肩ロースなどのローストを地酒の白ワインとともにガブリ。

 たまりません。

思い出し、また行きたくなってきました。
この町は かの有名な陣内秀信先生(先生もこの町に家族同様のお知り合いがいらっしゃるそうで 70年代に通った町だそうです)も執筆されてます。南イタリアへ! という新書です。ぜひご一読を

 私の経験もエッセイとかにならないものでしょうか。






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