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下町シェフのいえ
~狭小地に建つ耐火木造住宅の挑戦~

所在 | 東京都墨田区内 |
---|---|
種別 | 軸組木造住宅 |
床面積 | 約122㎡ |
竣工 | 2015年12月 |
施工 | 株式会社伊藤工務店 |
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この実績について
墨田区内に建つ 木造住宅です。
角地ではあるものの、50㎡程度のコンパクトな敷地に 快適な住まいを作りました。
用途地域は商業地域、防火地域であるため、3階建て以上は耐火建築物にせねばなりません。耐火建築物、といえば 鉄筋コンクリート造か鉄骨造で設計することが多いですが、隅田川と荒川に囲まれた墨田区は地盤が弱く、支持層が31mと深いので、規模的にも31mまで杭を打つことは事実上困難。できるだけ軽く作ることで 中間支持層に乗せるには 軽い木造住宅が最適です。防火地域ですので 木造で耐火建築物とすることが必須です。今回は木造住宅産業協会の仕様により耐火建築木造住宅を実現させました。
お住まいには、ご高齢のお母さまと お孫さん夫婦の二世帯住宅。また お孫さんは仕出しシェフであるため、キッチンとダイニング空間は楽しく過ごせるように 思い切って2階部分すべてをLDKとしました。
暮らしの空間・調理仕事空間・パーティー空間として広く使えるようにしました。
将来のご家族構成によって 子供部屋や勉強部屋なども簡単に使い分けできるように、時系列をもって間取りを計画。お母さまのお部屋はすぐに外に車いすで出られるように部屋配置 トイレ動線 段差計画などを整理した、年齢問わず快適に過ごせる住宅となりました。
角地ではあるものの、50㎡程度のコンパクトな敷地に 快適な住まいを作りました。
用途地域は商業地域、防火地域であるため、3階建て以上は耐火建築物にせねばなりません。耐火建築物、といえば 鉄筋コンクリート造か鉄骨造で設計することが多いですが、隅田川と荒川に囲まれた墨田区は地盤が弱く、支持層が31mと深いので、規模的にも31mまで杭を打つことは事実上困難。できるだけ軽く作ることで 中間支持層に乗せるには 軽い木造住宅が最適です。防火地域ですので 木造で耐火建築物とすることが必須です。今回は木造住宅産業協会の仕様により耐火建築木造住宅を実現させました。
お住まいには、ご高齢のお母さまと お孫さん夫婦の二世帯住宅。また お孫さんは仕出しシェフであるため、キッチンとダイニング空間は楽しく過ごせるように 思い切って2階部分すべてをLDKとしました。
暮らしの空間・調理仕事空間・パーティー空間として広く使えるようにしました。
将来のご家族構成によって 子供部屋や勉強部屋なども簡単に使い分けできるように、時系列をもって間取りを計画。お母さまのお部屋はすぐに外に車いすで出られるように部屋配置 トイレ動線 段差計画などを整理した、年齢問わず快適に過ごせる住宅となりました。